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ピーリングは皮膚の表面を薄くはがし、ターンオーバーを促進することで
- 表面の色素沈着を外に排出し、肝斑、くすみを改善
- 毛穴のつまりをとり、ニキビを改善
- 皮膚表面の毛穴や小じわといった肌質を改善
する効果があります。当院では肝斑やくすみの治療に特化したリバースピールというピーリング剤を使っています。
赤みやカサカサがピーリング後に出ることがありますが、通常は1−2日でおさまる程度のダウンタイムになります。
リバースピール
肝斑やくすみ、色素沈着で特に効果の高いピーリング剤、リバースピールをクリニックで使用しています。肝斑といえばレーザートーニングが有名ですが、ピーリングも表面からメラニンを除去できる優れた肝斑治療です。ニキビ跡のくすみなど、肝斑以外での色素沈着にも有効な治療法です。
リバースピールでは3種類のピーリング剤を順番に使うので
- トリクロロ酢酸
- 乳酸
- サリチル酸
- グリコール酸
- マンデル酸
5種類のピーリング成分で強力に効果が出ます。
肝斑治療の場合は2週間おきに5-10回の治療がおすすめです。1回税込で両ほほの肝斑部位のみ22,000円、顔全体で33,000円です。クリニックで実際に治療した経験からも効果は高く、ピーリングでの肝斑、くすみ治療をご希望の際には自信をもってオススメできる治療法になります。
当院での症例1
ゴルフが趣味で以前から日焼け続きだった当院の男性のシミ患者様。くっきりしたシミが多数できているのと同時に、ほほの外側まで広範囲のくすみが混じっていましたので治療が難しかったですが、ピコレーザーとリバースピールの併用でここまで明るい肌色に。
治療の詳細は
- まずはピコレーザーの強いスポット照射でくっきりしたシミを一掃
- ほほのくすみが残ったのでリバースピールを月1で5回
くっきりしたシミは一度のピコレーザー治療できれいにとれますが、くすみは根気よく治療する必要あり。男性の場合はくっきりしたシミだけで一度の治療で終了になることも多いですが、肝斑のようなくすみが混在していることもありその場合は治療が難しい。そんな時も肝斑や色素沈着に特化したピーリング剤、リバースピールを5回程度続けると写真のようにかなりの効果を期待できます。ピーリング効果で肌質も同時にきれいになっています。
ピコスポット顔うち放題は88,000円、リバースピール全顔は1回33,000円、頬から下22,000円になります。
当院での症例2
30代からシミが悪化したと当院を受診された40代女性の患者様。くっきりしたシミと肝斑による頬全体のくすみが混在していて治療が難しかったのですが、1年かけてレーザーとピーリングの併用で右頬のわずかなくすみ以外は色素沈着を消すことができました。
治療のメニューは
- Qスイッチレーザーによるスポット照射 → 多数あったくっきりしたシミは消失
- ピコシュアによるピコトーニングを10回 → 目の下以外のくすみを改善
- リバースピールを4回 → 最後に残った目の下の肝斑によるくすみを除去
と3段階に分けて順番に。どれもそれぞれいい効果が出て、くっきりしたシミと肝斑の両方がキレイに消えています。
同時にトラネキサム酸の内服とトレチノイン・ハイドロキノン外用も途中から肝斑治療に併用しました。
くっきりしたソバカスやシミ単独の場合は一回のスポットうち放題のレーザー治療だけで治療終了にできることもありますが、肝斑が混じっている場合は今回のように根気よく回数を重ねる治療が必要です。
※テスト環境のためコラム非表示
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