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男性型脱毛(AGA、androgenetic alopecia)の治療なら池袋駅前のだ皮膚科へ|AGAの治療の原因と治療について

目次(クリックで開閉)

男性型脱毛(AGA)とは

頭部の毛髪が抜ける脱毛症の中で最も多いのがこのタイプの脱毛です。AGAと略されて電車や駅でもよくポスターを見ますので、ご存じの方も多いと思います。通常40歳までに発症する、とてもありふれたタイプの脱毛です。頭皮前方の生え際、もしくはつむじの付近から徐々に広がっていきます。男性ホルモンが原因で発症し、遺伝も関係しています。

AGAの治療

AGAは進行すると治療しても治りにくいことが知られています。症状が出始めたら、早めに治療した方が効果が上がります。ミノキシジルという発毛効果のある成分の塗り薬、飲み薬、注射薬と男性ホルモンの働きを抑える飲み薬を組み合わせて治療を行います。

AGA治療の症例1

治療内容

8年前から前頭部と頭頂部の薄毛が目立ってきたと受診された当院の40代男性の患者様。市販のミノキシジル外用薬は半年使ったが効果が出なかったということで、11ヶ月間注入と内服治療し、写真のように前頭部、頭頂部ともに毛量が増えています。

治療期間・回数

  • ミノキシジル頭皮局所注射 1回33,000円を月1で11回
  • フィナステリド内服 毎月5,500円を11ヶ月
  • ミノキシジル内服 毎月7,480円を7ヶ月
  • リスク・副作用

    下記いずれでも初期脱毛が最初の1−2ヶ月起こる可能性あり
    フィナステリド:肝機能障害、性欲減退
    ミノキシジル内服:むくみ、動悸、頭痛
    ミノキシジル局所注射:痛み

    担当医師コメント

    ミノキシジルは外用薬が一番手軽で効果が出ることもありますが、局所注射や内服に比べると効果が劣ります。塗り薬だけで効果不十分だからと諦めず、局所注射や内服を追加することで、効果を出せる可能性があります。

    AGA治療の症例2

    ミノキシジル注射結果01 ミノキシジル注射結果02

    治療内容

    40代の男性で7回のミノキシジル注射 を当院で月1のペースで行った結果です。ミノキシジル外用とフィナステリド 内服の3つの組み合わせで治療しました。複数の治療を組み合わせればある程度進行した薄毛の症状も数ヶ月で改善させることができます。

    治療期間・回数

    ミノキシジル局所注射:1回33,000円を7回
    ミノキシジル外用:毎月1本6,600円を7本
    フィナステリド内服:毎月5,500円を7ヶ月
    トータルで315,700円

    リスク・副作用

    ミノキシジル局所注射:痛み、出血、むくみ
    ミノキシジル外用:赤み、かゆみ
    フィナステリド内服:性欲減退、勃起障害、肝機能異常

    ミノキシジルの塗り薬

    ミノキシジルの塗り薬は各国で市販薬として販売されています。日本ではリアップ、ミノキ、リグロといった名前の商品でドラッグストアで販売されています。アメリカではロゲイン(Rogaine)という商品が有名で、そのジェネリックも多数発売されています。髪の成長をうながすこと、髪への血流を増やすことで効果を発揮します。

    当院ではアメリカで有名なAmazon社から販売されているミノキシジルを取り扱っています。ミノキシジルの含有量は5%で日本の製品と同じですが、このアメリカの製品は泡状なのでぬりやすいのが特徴です。1本6,600円(税込)で販売しています。塗る範囲によりますが、1本で1ヶ月程度もつのが通常です。

    朝起きた時と寝る前に1日2回塗ってください。効果がでるのに4ヶ月はかかりますので、最低この期間は塗り続けることが大切です。この薬に限らず男性型脱毛の薬は使用をやめると元に戻ってしまうので、効果が出た場合はその後も使い続けてください。塗り薬なので副作用はほとんどなく、血圧や心臓に大きな問題のある方でなければ、問題なく長期間使えます。

    ミノキシジル外用薬は女性用の製品も発売されていて、特に更年期以降に髪の毛が全体的に薄くなる女性型脱毛に効果があります。

    費用・回数 ミノキシジル外用:1本6,600円 1本1ヶ月での使用が目安
    リスク・副作用 赤み、かゆみ

    フィナステリド、デュタステリド

    フィナステリド(プロペシアという商品名でも知られています)は脱毛の原因となる男性ホルモンの、髪への作用を抑えることで効果を発揮します。1日1回1mg錠を飲むのですが、すぐには効果が出ないので、6ヶ月間は続けてください。やめると元の状態に戻ってしまうので、ミノキシジルの場合と同じように効果が出た場合には飲み続けることが大切です。当院では国産の製品を採用していて、1ヶ月5,500円(税込)で販売しています。

    デュタステリド(ザガーロという商品名でも知られています)はフィナステリドと同系統の内服薬ですが、男性ホルモンの毛髪への作用をより強力に抑えます。そのため、フィナステリドよりも高い発毛効果を期待できます。1日1回0.5mg錠を内服します。

    フィナステリド、ザガーロのいずれもまれな副作用としては肝臓への負担、性欲減退などが報告されていますが頻度は低く、比較的安全に使用できます。

    費用・回数
    • フィナステリド内服:1ヶ月分5,500円
    • デュタステリド内服:1ヶ月分4,950円
    リスク・副作用 性欲減退、勃起障害、肝機能異常

    ミノキシジルの飲み薬

    ミノキシジルの飲み薬は塗り薬よりも強い発毛効果があります。1日1錠、5mg錠を飲むことで治療します。フィナステリドもしくはデュタステリドの飲み薬と併用できますし、単独で使用することもあります。当院では1ヶ月7,480​​円(税込)で販売しています。

    体全体の体毛に作用するので、他の部分の毛も濃くなってしまうことがあります。ほかにはまれに動悸、脚のむくみといった副作用が出ることがあります。

    費用・回数 1ヶ月分7,480円
    リスク・副作用 むくみ、動悸、頭痛

    ミノキシジルの注射薬

    2週間から1ヶ月間隔で、抜け毛の多い部分に直接ミノキシジルを注射することで治療効果を上げることができます。塗り薬と飲み薬のみの治療で限界があった場合でも有効な可能性があります。当院では1回33,000円で注射を行っています。

    費用・回数 ミノキシジル局所注射:1回33,000円
    リスク・副作用 ミノキシジル局所注射:痛み、出血、むくみ

    AGAは発症から時間が経っていないほど、脱毛の範囲が小さいほど治療効果が高いので、早めに治療を始めましょう。塗り薬、飲み薬、注射薬を組み合わせることで十分効果は期待できます。

    ミノキシジル(注射/内服薬)について

    • 未承認医薬品等
      ミノキシジル(注射/内服薬)は医薬品医療機器等法上、承認されていません。厚生労働省より肝機能障害などの健康被害への注意喚起があります。
    • 入手経路等
      ミノキシジル(注射):当院医師の判断の元、アイルランドのMesoMedica社より個人輸入しております。
      ミノキシジル(内服薬):当院医師の判断の元、タイのT.O.Chemicals社より個人輸入しております。
      個人輸入された医薬品等の使用によるリスクに関する情報はこちらをご覧ください。
    • 国内の承認機器の有無
      ミノキシジル(外用薬)は厚生労働省より承認されています。国内で承認されているAGA治療薬(内服薬)として「フィナステリド」、「デュタステリド」があります。
    • 諸外国における安全性などに係る情報
      米国のFDA(アメリカ食品医薬品局)にて高血圧治療薬として承認されていますが、AGA治療薬として承認されている国はありません。

    ※テスト環境のためコラム非表示

    表示タグ:脱毛症

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    東池ビル3階

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